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粋でオシャレでめっちゃイカス 吉田茂元首相

青空うれしの墓を訪ねて3000キロ

和服に白タビのいでたちに葉巻をくわえ、飲むのはスコッチウイスキー。これがワンマン首相と云われた故吉田茂氏の売りのスタイルだった。昭和28年の第4次吉田内閣の時、「バカヤロー」と怒鳴って第15回国会が解散したのだ。


伊藤博文が初代首相であるのは誰でも知っているが、では2代から順を追って名前を云えるかと云われたらこれは困る。第一、今の小泉さんの4代前は?と云われてもハテ?誰だったか? そこで歴代天皇や歴代横綱などを立て板に水でペラペラしゃべる講談の田辺一鶴さんに電話してみたら、即座に伊藤博文、黒田清輝、山県有朋、松方正義、大隈重信、桂太郎、西園寺公望、山本権兵衛、寺内正毅、原敬、髙橋是清……イヤイヤ恐れ入ったネ。それでも吉田サンは何代目?と聞いたら、これも32代目首相デスと即答。「ファイナルアンサー!」。「正解」である。


吉田サンは家中の時計を全部5分間進めておいたという。5分の余裕があったために人より一つでも多く物を考えたり、心のゆとりを持てたり出来るんだ…という持論。流石です。今の政治家はすぐ記憶にございませんとか、そんな事があったかも知れませんなど、バカすぎて話にならないものネ。


明治20年に高知県に生まれ、帝国大学法科大学政治科を卒業。イタリー大学やイギリス大学などを経て外交手腕を発揮。平和主義者の吉田サンは昭和20年4月に近衛文麿を中心に和平工作をしていた事が憲兵隊に知られ拘置されてしまう。しかし8月には終戦。昭和21年5月に第一次吉田内閣が成立し、戦後の混乱時に敏腕をふるって日本再建に盡くした吉田サン、あんたに生き返ってもらってもう一度世の中を変えてもらいたい。


東京大学名誉教授で経済評論家であった東畑精一氏が、広川弘禅農林大臣と対談のため訪問した折、狸和尚と云われた広川氏が「大磯のじいさん(吉田サン)なかなかいたずらしてくれるよ。今朝クリスマスプレゼントでこんな物贈ってくれたよ」と小さい玩具の狸、しかもその口が紐でくくってあったのを見せたそうだ。あまりおしゃべりはするなという謎だがイイネ。ユーモアもシャレも一流の首相であった。


その事を東畑サンが吉田サンに手紙で書き送ったら、当の吉田首相から返事がきて、「狸と座談の由、狸この頃人を騙すことに興味を覚え、時々騙し損ねて尻尾を出す。今にして反省せざれば狸汁にいたすべく。左様御戒告おき下されたく候」。


どうですこんなイキな首相が再登場し、大岡越前守か遠山金四郎が法の場に立ってくれたら、くされ切った日本が良くなるよ。


青山墓地に行ってごらんなさい。犬養毅、井上準之助、牧野伸顕らの大きなお墓の近くにエッ、これがあの吉田サンのお墓?とビックリ。フツーの大きさのお墓です。これが実に感じがいいのです。声帯模写の伏見知か志サンが今日もステージでしゃべっています。「今の政治は与党と野党と悪党が活躍してます」。云い得て妙 デスね。


写真:東京・青山墓地に建つ第32代首相・吉田茂さんのお墓

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