カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ お客様の声 サイトマップ
RSS

服部仁著「石材の基礎知識」月刊石材別冊シリーズ

服部仁氏が『月刊石材』で連載した「石材の基礎知識」と、同誌特集で執筆した「プロなら必見!Q&A石の豆知識」をそれぞれ再編して収録。写真や図も豊富で、わかりやすく楽しく、石材の基礎知識を学べます。石材業界の専門誌『月刊石材』別冊シリーズの刊行!

服部仁著「石材の基礎知識」月刊石材別冊シリーズ

価格:

1,980円 (税込)

[ポイント還元 19ポイント~]
購入数:
返品期限・条件 返品についての詳細はこちら
お客様の声へのリンク レビューはありません
この商品について問い合わせる
友達にメールですすめる

理学博士、技術士(応用理学部門)の服部仁氏が『月刊石材』2009年4月号から2010年12月号まで連載した「石材の基礎知識」と、2007年8月号に掲載した「プロなら必見!Q&A石の豆知識」をそれぞれ再編して収録しています。石の誕生から分類、性質、色や模様、材質評価、放射能まで、生涯を通じて石を学ぶ研究者・服部氏ならではの視点で石を解説。カラーページのほか、本文にも写真や図が豊富で、わかりやすく楽しく、石の世界を学べます。
■著者:服部仁 ■発行:石文社 ■『月刊石材』別冊シリーズ
■B5判・変形(182×226ミリ) 本文200ページ・口絵カラー12ページ ■初版:2014年3月


※本書の発送は、3月20日以降になります。ご了承ください。

別冊「服部」

《目次》

はじめに

第1章 生きている石と劣化・変質
 1 墓石はいつまで元の輝き・美しさを保てるか? 何年保証しますか?
 2 墓石に現れた劣化の具体例
 3 他の石造物に現れた劣化の具体例
 4 劣化はどうして起こる
 5 自然界に見られる風化はわかりやすい
 6 花崗岩石材にとって、風化・変質は困りもの。しかし、自然は形を変えて別の贈り物を
第2章 目で見ることのできる石の誕生―堆積岩
 1 身近な自然の営み
 2 手始めに石をどのように見るか?
 3 石材のふるさと、自然を訪ねる
 4 砂岩の元、砂のできるところ
 5 多摩川を下ると
 6 多摩川の下流では
 7 太平洋に面する海岸の砂
 8 砂と泥・粘土の区別は
 9 砂から砂岩になるには
 10 砂と粘土が固い岩石に変わるには
 11 採石の区分は
 12 分類・区分は変わる
 13 岩石の薄片と偏光顕微鏡写真
 14 他の堆積岩は
第3章 堆積岩の石材と地下資源の多面性
第4章 目で見ることのできる石の誕生―火山岩
 1 安山岩・玄武岩溶岩のでき方
 2 赤い溶岩流を見たことはありますか?
 3 活火山に向き合う住民と火山防災の真髄
 4 デイサイトの火山のでき方
 5 火山活動は凶暴なものから穏やかなタイプまで
 6 噴火様式を左右する揮発性成分
 7 火山噴出物の形状分類
 8 火砕流
 9 火砕流のあとに豪雨と土石流が襲う
 10 凝灰岩を常用した歴史的石造物
第5章 目で見ることのできない石の誕生―花崗岩
 1 よく目にする花崗岩
 2 花崗岩の色をどう表現する
 3 色指数
 4 花崗岩を透かして見るとわかる花崗岩の分類
 5 花崗岩の見分け方
 6 花崗岩の名前・岩石名を考える―造岩鉱物の見方・調べ方
 7 花崗岩のおもな造岩鉱物の見方・調べ方
第6章 逸品かキズモノか、良質の石材とは
 1 審美眼は時代とともに
 2 良質の花崗岩石材はどこに?
 3 石材は特殊な岩石、墓石は別格
 4 花崗岩内の模様と岩脈、きらわれものと超逸品の落差は
 5 極細粒花崗岩のアプライトと正反対に極粗粒のペグマタイト
 6 大柄模様入りの石造物
第7章 「超逸品」の球状花崗岩
 1 「超逸品」の花崗岩
 2 「ナポレオン岩」は球状花崗岩
 3 日本ではどこに、どんな球状花崗岩が
 4 天然記念物指定・未指定の球状岩
第8章 目ではわからない石の性質―石の目・変形・爆発・玉石
 1 石材の割れやすさ
 2 自然の「石の目」と人工的なもの
 3 花崗岩は冷えて縮んだり、膨らんだりして「石の目」が生まれる?
 4 花崗岩に多い自然の「石の目」が、斑れい岩と閃緑岩にはない―石英の存在
 5 岩石は自重によって変形する
 6 自然が育んだ良質の石材は
 7 自然の素材や先人の智恵に学ぶこと
第9章 さまざまな性質―石材の材質評価・放射能
 1 石材の材質評価
 2 岩石の磁性と密度
 3 薄片で花崗岩の変質を見ると
 4 必須の安全対策
 5 放射線
第10章 プロなら必見! Q&A 石の豆知識

まとめ・謝辞

参考文献
執筆者経歴


《執筆者経歴》
服部 仁 (はっとり ひとし)
1932年(昭和7)生まれ
理学博士、技術士(応用理学部門)
・主な職歴
国立研究所(通商産業省 工業技術院 地質調査所:1957-1993)、ニュージーランド留学(1964-65)、国公立大講師(神戸大学・名古屋大学・大阪市立大学)、国連職員ユネスコ専門家(Saudi Arabia, King Abdul-Aziz Univ. 大学院:1976-77)、人事院試験委員(上級職:1979-1983)、Sri Lanka政府顧問(1992-93)、鹿島技術研究所技術顧問 (1993-2002)、私立大学非常勤講師(早稲田大学地球科学教室:1997-2003;日本大学文理学部地球システム科学科:2000-2008)=文系・理系の20学科専攻学生(1年生から6年生)を対象に総合的「自然災害と人間とのかかわり」、「地球科学」・「自然環境」・「資源と循環」を講義。
・石材に関して
1980年頃から茨城県石材業協同組合連合会、2001年から日本青年会議所石材部会および日本石材産業協会と交流、2006年には同協会・墓地墓石地震対策特別委員会委員長を務め、実物大墓石セットを三次元振動台上に載せての振動実験および大地震被災地の墓所調査に携わり「お墓と地震と地盤」(実験映像DVD付)を編集した。阪神・淡路大震災時の墓石飛び跳ね現象(衝撃的地震動)について土木学会で特別講演(2000)など、地震・地盤と墓石の地震対策に取り組んだ。石材の性質に係る岩石・鉱物の変質にも生涯を通じて学んできた。





ページトップへ